2021/06/04 09:30
VARI-PITCH(バリ・ピッチ)
ロートタムとはご覧の通り胴(シェル)が無くヘッドとフープだけのような作りです。
このロートタム最大の特徴は本体を回すことによりヘッドの張力が変わりピッチを変えられるということ。
そのため通常チューニングキーを使ってボルトを回してピッチを変えるという時間のかかることが瞬時出来てしまいます。
曲中に変えることも可能になりました。
ただ胴(シェル)が無い分鳴りが無いため音が細く音量が出しにくいといったデメリットがありました。
そこでパールが考え出したのがシェルが無いならシェルをつけよう、ということから誕生したこちらのVARI-PITCH(バリ-ピッチ)
1970年代終わり頃に発売。
ロートタムの機能と通常のドラムと変わらないシェルの鳴りを合わせ持ったハイブリッド!ということですね。
見た目的にもすごいインパクトです。
当時のカタログから。
ということでパールのバリ・ピッチでした(^^)/